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吹き抜ける風が涼を運ぶ

夏の酷暑、冬の極寒を和らげ、光熱費を削減します

外断熱+気化熱で室温を下げる

緑化は輻射熱を減らします

夏場、たっぷり太陽の光を吸収した屋上は温度が上昇し、大量の輻射熱を放出します。これに対し、緑化した屋上は植物の蒸散作用により気化熱が奪われ、また植物や基盤が断熱材となるため、屋上の温度は20℃以上低下します。

アスファルトの気温は50度
芝生の気温は34度

アスファルトの温度が50℃のとき……芝生の上は34℃でした。

夏場、露出したアスファルト・コンクリート・鉄板は50℃以上、場合によっては70〜80℃と、目玉焼きができるほどの温度[1]になります。
しかし、屋上を緑化すると、植物の蒸散作用により表面温度は35℃前後に低下します。
室内の気温も、ある程度断熱のしっかりした建物でも概ね3℃、断熱性能の低い折板屋根の工場などでは10℃単位で涼しくなります。

[1]目玉焼きができるほどの
実際には、卵のタンパク質はちゃんと固まりますが、水分も逃げるため干からびてしまいます。残念ながらおいしく食べることはできません。

国土交通省の実験では、夏の晴天時、建物への熱の流入は550W/m2。これを緑化すると0〜1W/m2とほぼ熱の流入は止まります。屋上の温度も、57.7℃から38.6℃へ大幅に低下しました。
(出典:防水ジャーナル2007年7月号)

部屋の温度は大幅に低下します

工場や倉庫などで断熱材の無い建物の場合、屋上の熱は部屋に直接伝わります。つまり、緑化により最上階の温度がおよそ20℃低下します。
一般の建物でも、室内の温度は概ね2〜3℃低下し、エアコンの負荷は大幅に軽減されます。つまり「いくらエアコンをかけても冷えない」という不快な現象が解消されます。

屋上や壁面を緑化をすることで、エアコンの電力消費は通常5〜7割に削減できると言われています。
電力消費量の削減は、化石燃料消費量の削減につながり、微力とはいえ地球温暖化対策となります。

潅水により冷却効果は増大

愛媛大学農学部の仁科弘重教授によると、鉄筋コンクリートの建物で9月上旬の晴天時、屋上から周辺大気に供給される熱(ヒートアイランド現象の原因)は、露出した屋上では244kcal/m2時(210W/m2)。非潅水屋上緑化では399kcal/m2時(343W/m2)。十分潅水した屋上緑化では127kcal/m2時(109W/m2)となります。潅水された屋上では454kcal/m2時(390W/m2)もの熱が気化熱として消失し、室内への熱の流入はわずか6kcal/m2時(5W/m2)となります。これは、露出面130kcal/m2時(112W/m2)の5%にすぎません。
緑化により減少する室内への熱の流入量、107W/m2は、6畳間に1kWの電気ストーブをつけているのと同じです。

不快な夏の夜を解消

夏の夕方、帰宅してからエアコンを強運転してもなかなか室温が下がらないのは、昼の間に建物がたっぷり熱をため込んでいるためです。
緑化により、建物への熱流入をストップすれば、エアコンは速やかに利き、留守の間も冷房をつけっぱなしにしておくような無駄は要らなくなります。

冬は外断熱で寒気を遮断する

瓦屋根は10度を切る
芝生の温度は30度

冬は断熱により底冷えが押さえられるため、暖房が効きやすくなり、むしろ暖かくなります。
瓦屋根の温度が10℃を切っても、芝生は30℃になります。

地球温暖化対策

いわゆる「地球温暖化」現象への対策としても、屋上緑化は有効です。屋上緑化により、概ね5%程度のCO2排出量削減が可能になります。

省エネによるエネルギー消費量自体の削減

省エネにより化石燃料の消費量が削減され、直接二酸化炭素の排出量が削減されます。これにより、CO2排出量を%単位で削減[1]することも可能です。

[1]%単位で削減
6月〜9月まで、6畳間3つを毎日6時間冷房し、発電によるCO2排出量が0.4kg/kWhの場合、年間300kgのCO2が削減されます。また、冬期の底冷えが押さえられることにより、暖房に伴うCO2排出量も同程度減少します。
仮に3人家族で年600kgのCO2を削減した場合、これは総排出量の2.0%に相当します。

建物の長寿命化による産廃の削減

建物の寿命が延びれば、改修や立て替えに伴う産廃の発生量が減り、その分二酸化炭素の排出量が抑制[1]されます。→建物保護参考

[1]排出量が抑制
住宅1棟の解体・新築時に発生するCO2は、木造一戸建てで概ね50t程度とされます。住宅の寿命を35年から倍の70年に伸ばせば、年間720kgのCO2を削減できます。これは、3人家族で換算すると、約2.4%に相当します。

植物や植栽基盤そのものによる炭素の固定

弊社の薄層芝緑化は、植栽基盤に3kg/m2(CO211kg相当)の炭素を固定します。
植栽基盤は徐々に分解してゆきますが、分解量と同量のBLパウダーを補充すれば、恒久的にCO2を固定しておけます。

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防水工事と屋上緑化は、大阪府守口市の(株)カンボーまで

カンボー都市緑化研究所
〒 570-0015 大阪府守口市梶町4-12-5 お問い合わせ

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